2017年7月25日(火)の日経産業新聞に以下記事の掲載がありました。
『健康食宅配のファンデリーは、サービスを高齢者らに紹介する医療機関や薬局を増やす。専門の開拓チームを立ち上げ、2017年度末までに前年度より1割以上多い2万か所にする。同社のサービスの会員は腎臓病などの持病がある人が多い。紹介拠点を増やすことで会員数を年10%のペースで増やしたい考えだ。』
『同社の健康食宅配「ミールタイム」は、専門知識を持った自社の管理栄養士などが宅配食のレシピをつくるのが大きな特徴。高血圧や脂質異常症、腎臓病などを患う人でも食べやすいメニューを約250種類用意する。3か月に1回のカタログの発行に合わせ、全体の半分以上のメニューを変えて飽きがこないようにもしている。』
『医療機関や介護施設などの医師や栄養士らを通じて、患者にサービスを紹介してもらう仕組みを導入。』
『3月末時点の会員数は約20万3千人で、60歳以上の人が6割を占めるという。会員をさらに増やすためには医療機関や薬局などの「紹介ネットワーク」を広げる。』
『紹介ネットワークは3月末時点約1万8000か所。』
以上 日経産業新聞14面掲載記事の一部より抜粋
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生活習慣改善で、運動は取り組みやすいが食生活の改善は、そもそも把握することから難しいという話がよくあります。一方で、コンビニにおける食品の売り上げは伸び続けているとも言われています。1日3食という購買頻度が高い「食」は、利便性が高いところでお世話になる比率は必然的に高くなります。
この記事にあるように、コンビニよりも店舗数が多い薬局で、健康食を紹介するようになると、新しいマーケットが生まれるのではないか?と感じました。企業が取り入れると健康経営の実践にもつながると思います。
以上 日通システム