2018年5月21日(月)の日本経済新聞に以下記事の掲載がありました。
『損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険は7月から、総合職約2100人の賃金制度を統一する。転勤のないエリア職約800人の賃金を転勤があるグローバル職約1300人と同等の水準に引き上げる。』
『同社はグローバル職とエリア職を「基幹職」として統一し、給与テーブル退職金制度などを一本化する。』
『同時に、基幹職を対象に転勤を柔軟に選べる制度を導入する。』
以上 日本経済新聞3面掲載記事の一部より抜粋
——
総合職の3分の1以上の給与を引き上げるというのはかなり大きな固定費の増加だと思います。エリア職に優秀な人材がたくさんいるという背景がもちろんあると思いますが、会社命令での転勤という考え方自体が大きく変わりつつあるように感じます。
働く場所を会社が指定するのではなく、社員が選ぶ時代が来るかも知れません。事実、そうなっている会社もたくさんあります。会社に対する忠誠心を重視するのがこれまでの日本の文化でしたが、少しずつ、会社ではなく仕事に対する忠誠心を重視するようになってきていると思います。
以上 日通システム