2015年9月22日 日本経済新聞
以下引用
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年間2万5千人に及び自殺を少しでも食い止めようと、厚生労働省が対策を強化する。悩みを抱える人から電話相談などに応じる「地域自殺予防情報センター」を来年度までに倍増させ、全国に配置。自殺を図った人が再び試みるのを防ぐためのモデル事業も始める。」
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以上迄引用
「地域自殺予防情報センター」の設置は合計67ヶ所、研修を受けた精神保健福祉士が悩みを聞いたりカウンセリングを行ったりするそうです。 国も本気だと思いました。
競争社会では、必ず勝者と敗者が誕生します。 勝負の世界では、勝者は敗者をたたえ、敗者は潔しとするのをよしとしますが、大事な命を犠牲にしてはいけません。
その一方で、グローバル社会で競争はますます激化しています。 1億総中流と言われ、貧富の格差が少なく、資本主義の奇跡と言われた我が国においても、 今後我が国も敗者の立場とならざるを得ない方が増えていくことは避けられないでしょう。
しかし、本当の豊かさは、競争社会とは関係のないところにあります。 そして、その豊かさは、感謝とか、助け合いとか、愛とか、そういったところに存在しています。
今回、4億6千万円もの予算をこのセンター増設のために費やすようですが、 このセンターによって、心が疲弊した人も、復活して再び活力を取り戻すことができるならば、 簡単に取り戻すことができる投資だと思います。
ぜひ、そんなセンターになってほしいと願います。
以上 日通システム