2018年10月3日(水)の日経産業新聞に以下記事の掲載がありました。
『資生堂は、2日、ストレスが原因で発生する皮膚ガス中の臭い成分を特定したと発表した。この成分の臭いを抑制する技術も併せて開発した。』
『ジメチルトリスルフィド(DMTS)とアリルメルカプタン(AM)を主成分とする物質で「STチオジメタン」と名付けた。』
以上 日経産業新聞11面掲載記事の一部より抜粋
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過度なストレスが身体の調子に影響を与えることは、これまで様々なエビデンスがあると思います。ストレスチェックの高ストレス判定のプロセスで「ストレス反応」を定量化して判定していることからも、ストレスが身体の調子に影響を与え始める兆候を早めに察知することが、メンタル不調を防ぐうえで重要であることがわかります。
とはいっても、「ストレス臭」という発見には、大変驚きました。基礎研究を重ねて豊富な知見を持つ企業だからこその発見であると思います。改めて、ヘルスケアはあらゆる企業が関連するすそ野の広い産業であると認識するとともに、多くの企業がヘルスケアの領域で新たな発見をして、新たな商品を市場に投入するほど、人々の生活の質が向上していくということを感じました。
以上 日通システム