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専門家視点で発信する健康ブログ

「予防しない」人を重点的にフォローするために

POSTED : 2019.10.28

 

 

健康に対する意識は様々です。予防のための取り組みに熱心な方がいらっしゃればそうでない方もいらっしゃいます。

 

 

健康ポイント制は、予防のための取り組みに熱心でない方にも、健康づくりに参加してもらおうという意図で導入されていることが多いです。「予防しない人」の背中を押すことによって、一定割合の「予防しない人」に行動を変容してもらい「予防する人」になってもらうことが、健康ポイント制の大きな狙いの一つであると言えます。

 

 

しかしながら、健康ポイント制に参加する方には、もともと予防のための取り組みに熱心な人で、実際のところ、「予防しない」人は健康ポイント制にもなかなか参加してもらうことができません。

 

このように、予防に熱心な方と、そうでない方の双方に対して、健康づくりのための施策を行ったとしても、予防に熱心でない方の行動を促すことは難しいと思われます。

 

 

もともと予防のための取り組みに熱心な方に対しては、健康ポイント制のようなインセンティブは有効だと思います。健康づくりの施策に積極的に参加することによって、引き続き健康づくりに取り組んでもらい、ますます健康になられると思います。

 

 

一方で、「予防しない」人に対しては、より個別的な対応の方が必要と思われます。「予防しない人」には、健康が大事ということは分かっていても、ご自身の健康状態にそれほど危機感を持っていない方が多いと思われます。そういった方に予防の大切さを知っていただくためには、今の健康状態と将来のリスクをしっかりと理解してもらうことが大切です。

 

 

そのため、「予防する」人と、「予防しない」人をカテゴリに分け、「予防する人」に対しては健康ポイントのような画一的な施策でさらなる健康づくりを促し、「予防しない人」に対しては、個別の支援をしていく、といったことが実現できれば、健康づくりへの取り組みが全体として底上げされるはずです。

 

 

このようにカテゴリAとBに分けて、カテゴリAの方には介入することなく、カテゴリBの方を積極的に支援し、その結果カテゴリBの方がカテゴリAに移ってもらうことが望ましいと言えます。

 

しかしながら、ただでさえ忙しい保健師の方が、特定の方に対して寄り添って、特別に応援するといったことができるのでしょうか?

 

そのためには、システム化が重要です。例えば特定健康診査を受けていない人のみを抽出して、一斉に同内容のメールを送ったり、または個別にメールを送ったりといったことがシステムならば可能です。さらに、システムを通じてそういったフォローを行った場合、フォローの履歴もシステム上に残すことができます。

 

 

 

システム上で情報を一元的に管理することで、業務負担軽減にも寄与できます。

 

高齢化の課題を抱えている地域は多いと思います。また今は高齢化率が低い地域は、逆に急に高齢化を迎える可能性があります。早い段階から「予防する」習慣を身に着けてもらい、生涯現役社会を実現するために、ぜひ、システム化を検討いただければと思います。

 

以上 日通システム