企業・従業員・自治体・健保組合で取り組む健康経営 コミュニティ 健康経営.com

文字サイズ

標準

拡大

健康経営.com

bookinアイコン Twitterアイコン faceアイコン

企業・従業員・自治体・健保組合で取り組む 健康経営 コミュニティ

  • HOME >
  • 企業・健保の取組事例

企業・健保の取組事例

身近なリスクに対応、アイアル少額短期保険

POSTED : 2015.6.16

 4.サービスの具体像

海外のウェルネスプログラムの連動スキームを調査したところ、いずれの保険会社もスキームはほぼ同じであり、加入者が日常生活の中で健康食品の購入や運動といった健康活動によって「健康ポイント」を貯めていくというものであった。

このスキームでは保険料の割引はポイントに応じたインセンティブの付与の1つに過ぎず、健康ポイントは保険料の割引以外にも、航空券、スーパー、ジムや映画館での割引に使うことが出来る。

 しかしながら、このスキームはポイントカードやマイレージが氾濫している日本で成り立つかどうかわからない。また運動などの健康活動によってポイントを付与するにしても、実際の活動のエビデンスの信頼性に疑問が残る。

そこでアイアルでは、利用者に継続的に告知してもらう内容は、アクション(食生活・運動)よりもデータ(BMI・血糖値など)を優先させることにし、またインセンティブも海外の先行事例のようなポイント付与よりも、保険料の割引をまず優先させることにした。

 
契約年齢 割引項目・割引係数 最大割引係数
BMI 禁煙 コレステロール 血糖値
30~34歳 98% 87% 100% 100% 85%
35~39歳 98% 87% 100% 100% 85%
40~44歳 98% 90% 98% 98% 85%
45~49歳 98% 90% 98% 98% 85%
50~54歳 98% 90% 98% 98% 85%
55~59歳 98% 90% 98% 98% 85%

上表は現在開発中の割引指標の例である。割引指標はいったんBMI、禁煙、コレステロール、血糖値を取り入れるが、将来的には増やしていくことを検討している。

初年度の保険契約は保険加入時の告知内容によって決定し、次年度以降の保険契約は継続的に行った告知内容によって新たに割引率を決定することで毎年保険料率が最大15%の割引率の範囲内で変動することにしている。

割引率の変動のみなので健康状態が悪くなったとしても、割引率0%の保険料よりも割増になることはない。生活習慣を改善して健康状態をよくなってもらうための保険商品なので、「健康状態が良くならなければ割引はできませんよ」、という前提での商品化に取り組んでいる。まずは、企業を窓口に、企業の従業員向けに商品を提供していこうと考えている。

現時点ではまだパイロット的な運用で、特定の企業の社員向けに開発している段階である。従来の保険商品は加入時の告知状態を見ていたが、この保険商品では、毎年告知してもらい、さらにその告知データを蓄積し、分析し、さらにフィードバックしていくということが必要になってくる。そういったデータとの連携を考えると、企業と一緒に取り組むことが望ましい。

すでに様々な企業が、社員の健康データを取り始めている。

各社、健康データをとるタイミング、その回数、内容が異なるが、この点でアイアルは少額短期保険の強みを活かし、企業毎に少額短期保険をカスタムメイドして提供していこうと考えている。

>>次へ 5.アイアルの想い