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企業・健保の取組事例

テルモの健康経営への取組み

POSTED : 2015.7.23

4.その他の様々な取り組み

その他の様々な健康経営の施策については、テルモでは、各事業所の衛生管理室や産業医などが会社全体の方針に対応する形で独自のアプローチを考えて実施している。例えば、大股で歩くようにフロアの廊下に模様をつけたり、地元野菜を使ったヘルシーなメニューを社員食堂で提供したり、減量作戦などのイベントを事業所単位で行ったりしている。

全社で取り組むウォーキングキャンペーンも年に2回開催。キャンペーン期間中は、毎日スマホや自宅のパソコンで歩いた歩数をイントラネット上のページに入力すると、入力した歩数に応じて苗が出て、最後に西瓜や柚子などが実る。そして、パソコン上で西瓜や柚子などが実ると、健保から本物の西瓜や柚子などが自宅に送られてくるというから驚きである。

walking
(写真出所:テルモ社内にて日通システム撮影)

また、健康診断前の数ヵ月、「健康診断に備えてダイエットをしよう」という、アソシエイトの心理をくすぐるキャンペーンも行っている。パソコン上で目標を設定し、毎週体重を入力、定期的に配信される健康クイズに答えるというものであるが、それぞれ実行するとポイントがたまり、終了時にたまったポイントに応じてお米やお菓子などの賞品がもらえるという企画である。

5.健康経営の効果

健康経営の効果として定期健診受診率100%の達成や禁煙者数の増加など目に見える指標もある。また離職率が低いこともアソシエイトの健康のために取り組みを続けたことによる効果の一つかも知れない。

しかし重要なのは、そういった指標だけでなく、実際にアソシエイトが家族も含めて健康になってもらうこと、健康を意識して生活してもらうことだとテルモは考えている。各アソシエイトが健康になれば、活力ある組織が生まれる。人材育成と一緒で、不健康な人が集まっても、新しい事業構想はできないが、逆に健康な人は会社の成長をドライブする存在になる。

また、アソシエイトが活き活きと働いている姿を見せることが、テルモという企業のブランドとしても重要であると考えている。特にテルモの事業を支えているのはモノづくりである。機械ではなく、人がモノづくりをしており、多くの商品が今も職人の技能によって生み出されている。テルモの事業にとって、アソシエイトが健康で活き活きと働いてくれることが最も大切なことである。

我が国はこれから超高齢化社会を迎えるが、現役世代のうちに生活習慣を改めることが健康寿命の延伸のためには重要である。将来テルモを卒業したアソシエイトがずっと健康でいてくれることによって、テルモの健康経営が最終的に一つの社会貢献になると考えている(おわり)。