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企業・健保の取組事例

ブラザー工業の健康経営への取組み

POSTED : 2015.7.21

3.ブラザー工業健康管理センター

もともとブラザー工業の従業員の健康づくりは健康保険組合が中心となって進めてきたが、2006年からブラザー工業としても健康保険組合とは別に、企業内に健康管理センターを設置することになった。

健康保険組合が企業に非常に近い位置にあったのでそれまでは社員産業医・保健師はいなかったが、健康管理センター設立に伴い新たに社員産業医・保健師を採用し、そこから、ブラザー工業健康管理センターとブラザー健康保険組合が一体になって従業員の健康増進を目指す、コラボヘルスが開始されることになった。

ブラザー健康保険組合とブラザー工業健康管理センターのそれぞれの存在意義や目的といった点をあえて言うならば、就業時間内に健康増進活動に取り組むかどうかとか、対象は従業員なのか家族なのかとか、医療費削減が目的なのか生産性向上が目的なのかとか、それぞれ別の背景ということになる。しかしながら、そういった背景は全く別として、ブラザー工業従業員として、本人も家族もみんな健康になって幸せになりましょうということがコラボヘルスの根本的な思想である。

コラボヘルスにおける代表的な取組事例として「ブラザー健康生活月間」がある。「ブラザー健康生活月間」は10月、11月の2か月間を指し、この間、ブラザー工業として健康に関する様々な活動を行う。活動の一つに「健康づくり宣言活動」があり、従業員各自が「ブラザー健康生活月間」期間中に取り組む健康づくり活動を宣言し、毎週取り組み結果をチャレンジシートに記録する。2014年の例では食事、運動、睡眠などA~Fのコースとそれに当てはまらないオリジナルコース(G)とチームで競うウォーキングコース(H)の8つのコースが設けられた。

「健康づくり宣言活動」は自主的な活動であるが、昨年は約3割の従業員が参加している。特に盛り上がっているのがHのウォーキングコース「チームDEウォーク」であり、健康保険組合のホームページに直接歩いた歩数を入力することができるようになっており、随時そのホームページ上にチーム対抗での歩数ランキングが表示されるため、参加者は競い合って歩数を稼いでいる。

二つ目の活動として「健康教室」があり、毎年『疲労よさらば!元気回復術』など、テーマを決めて保健師が職場へ出向き、健康に関する講話を行っている。

三つ目として、11月下旬の土曜日に「わくわく健康カーニバル」を行い、家族や友人と楽しみながら健康測定や運動などを行っている。またその他にも、労働組合主催のスポーツ大会、健康クイズ、セントレア空港や東山動物園を一緒に歩く健康ウォークといったイベントも「ブラザー健康生活月間」に行っている。

その他、コラボヘルスによる取組としては禁煙したい人を支援するイベント「スワンの会」、毎週月曜日にポータルサイトへ掲載する「健康コラム」、毎月10日に全従業員にメールで配布する「ウキウキ通信」、前述した若年層のメタボ対策として行った”JOY BEAT”を用いた「音楽エクササイズ」、社員食堂での栄養指導(*3)、インフルエンザ費用の補助、がん検診の奨励などがあり、それぞれ健康管理センター、健康保険組合で共同でまたは役割分担をしながら行っている

>> 4.産業医・保健師の役割