2017年8月14日(月)の日本経済新聞に以下記事の掲載がありました。
『薬局向けシステムを開発するカケハシ(東京・新宿、中尾豊社長)はタブレットを使ってイラストを見せながら患者の服薬指導や健康指導ができるクラウドサービスを始めた。』
『年齢、性別、飲酒の有無など患者データに応じて生活習慣に関する約350種類のアドバイスを用意する。』
『サービス名は「Musubi」で8月から提供を始めた。薬局で働く薬剤師は患者と話しながらタブレットの画面上の指導項目にタッチするだけで薬歴が記録され、各地の厚生局へ提出する書類が自動作成できる。』
以上 日本経済新聞7面掲載記事の一部より抜粋
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ICTを使ったテクノロジーが、規制緩和の影響もあって予防や医療の領域で様々な形で活用され始めています。この分野の特徴は、今まで人が行っていたことをICTが置き換えるのではなく、ICTが新しいコミュニケーションを作り出すという点にあると思います。この記事で紹介されているサービスによって、薬剤師と患者との間で、視覚的なコミュニケーションが創出されると思います。薬剤師の役割が、もしかしたら生活習慣病予防という点でもますます重要になるかもしれませんが、それは社会にとってとても良いことであると思います。
以上 日通システム