2017年1月19日の朝日新聞朝刊に以下記事の掲載がありました。
『生命保険最大手の日本生命保険は、介護や育児中の営業職員向けに1日の労働時間をフルタイムの半分(3時間半)にする新たな勤務期待を4月に導入する。介護が終わるか、子供が小学校生活に慣れる1年生の8月末まで利用できる。仕事を続けやすい環境を整え、優秀な人材をつなぎ留める狙いだ。』
『新制度では原則として、職員の都合にあわせて午前9時から午後1時半の間に3時間半働く。父母や祖父母、きょうだいだけでなく、配偶者やその親の介護も対象。標準的なケースでは新制度を利用しても、歩合制の部分を合わせればこれまでの報酬の85%程度を確保できるという。』
以上、朝日新聞朝刊1面掲載記事より一部抜粋
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『優秀な人材をつなぎ留める狙いだ。』とありますが、まさにこれが働き方改革の本質かと思います。企業が新入社員の採用と教育にかけた投資を考えても、その人材が仕事以外の家庭の原因で退社することが企業にとって損失が最も大きいと言えます。
優秀な人材を採用し、戦力となりつづけてもらうためにも、こういった家庭環境に応じて働きやすい制度を設けることは大切と思います。
以上 日通システム