2月22日の日本経済新聞に「日本生命保険は健康増進に取り組む保険契約者に商品交換などに使える独自のポイントを付けるサービスを検討する。年内に買収する豪ナショナル・オーストラリア銀行の保険事業のノウハウを生かす。ビッグデータや人工知能(AI)などの活用も考える。」との掲載があります。
「日生は野村総合研究所と組んでインシュアテックの研究を進めている。今後はビッグデータやAIなどを使って、コールセンター業務や保険引き受け時の査定を効率化する方法も検討する。」とのこと。
保険業界は確率・統計のプロフェッショナルです。そして莫大な個人情報を保有しており、その個人情報には健康情報も含まれます。保険会社がビッグデータを用いてAIを活用したら、人間が考えられないようなサービスが生まれてくるような気がします。あらゆる製品とサービスがインターネットにつながり、データとして蓄積され、分析の対象となっています。その先にあるのは将来予測。人間の未来が将来予測前提になるとしたら、様々な分野でイノベーションは不可欠となっていくでしょう。
以上 日通システム