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企業・健保の取組事例

ロート製薬の健康経営への取組み

POSTED : 2015.9.23

1.事業の概要

ロート製薬株式会社(以下「ロート製薬」)は1899年に創業した製薬会社であり、パンシロンの前身、”胃活”という胃腸薬の販売で事業をスタートした。

その後1909年にロート目薬を販売。

ロート目薬が一般用医薬品の目薬でここ40年間トップシェアを維持するなど、ロート製薬は今も日本における一般用目薬のトップメーカーとして広く認識されている。

ロート製薬は医薬品以外にも機能性化粧品をはじめとするスキンケアにも取り組んでおり現在売上の約60%は”肌研(はだらぼ)”などのスキンケア関連製品である。

ロート製薬のスローガンは、喜びを伴う驚きを追求する”よろこビックリ誓約会社”。

企業として顧客に喜びを伴う価値を提供するだけでなく、喜びを超えた驚きを顧客に提供することを意味している。

このキャッチフレーズに基いて全世界110か国のネットワークを活かし、驚喜(おどろき)の輪をグローバルに展開すべく、開発・製造・マーケティングの3つの機能を融合させながら新しい商品やサービスを生み出している。

ロート製薬は、世界中に健康と美を提供するために「まず社員が健康で美しくあってこそ良い商品・サービスが提供できること」が経営の根幹であると考えて企業活動を行っており、そのための様々な活動の結果、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、取り組んでいる企業として平成27年3月25日に経済産業省と東京証券取引所より、『健康経営銘柄』に選定された。

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(写真出所:ロート製薬ホームページ)

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(写真出所:ロート製薬 東京支社にて日通システム撮影)

 

2.健康経営導入の背景  

ロート製薬は、健康経営を意識する前から社員の健康と関係のあるイベントを行ってきた。

例えば2002年から毎年秋口には全社員の体力測定をやっている。

また、本社敷地内には広い芝生グランドやかつての山田スイミングクラブ のプールがあるので、札幌や九州の営業所の社員も含めて多くの社員が本社に集まって、毎年ではないものの、スイミング大会や運動会を開催している。

特に、運動会は綱引きや大縄跳びなど年配の人も参加でき、今は製造・営業・開発などの部門や年齢・性別もバランスがとれるような形で企画側がチーム編成し競っているので、大いに盛り上がっている。  

 

ロート製薬が具体的に健康経営を意識するようになったのは2004年頃である。

もともと製薬メーカーとして医薬品とか医薬部外品が事業の主体であったが2000年代になると女性向けのスキンケア商品の売り上げが徐々に増えてきた。

それに伴い企画部門における女性の割合が増え、残業や休日出勤をする女性の数が増えてきた。

スキンケア商品が事業において重要な位置を占めていくにつれ仕事にのめり込む女性社員が増え、心身の健康という意味では不調を訴える社員が以前より増えてきた。

そこで、会社としてもなんとかしなければならないということで2004年に『オールウェル推進計画』を発足させた。

 

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